シルヴァーナー
Sylvaner
Sylvaner

起源:シルヴァネールまたは(ドイツで言う)シルヴァーナは、主にドイツとアルザス(フランス)で栽培されている白ワイン用のブドウ品種です。この品種は昔からずっと栽培されています。その正確な起源は知られていませんが、最近の研究によれば、オーストリア帝国の一部であったトランシルヴァニア(現在のルーマニア)で長いこと栽培されてました。さらにこの品種がTraminer(トラミネール)とAustrian-White(オーストリアン・ホワイト)と呼ばれる古代品種の交配であることが実証されました。
シノニム:長い歴史の結果、シルヴァネールには多数のシノニムがありますが、次のものが主に使われています。 Arvine Grande, Augustiner Weiss, Frankenriesling, Frankentraubem Gamay blanc, Gentil Vert, Gros Rhin, Gruener Silvaner, Gruenedel, Gruenfraenkisch, Grün Silvaner, Monterey Riesling, Oesterreicher, Plant Du Rhin, Rhin, Rundblatt, Sonoma Riesling, Sylvaner Verde, Szilvani Feher, Zierfandler
栽培国: シルヴァネール種のブドウのほとんどは、ドイツ(およそ6,000ha)とフランスのアルザス地方(およそ1,200ha)で栽培されています。フランケン(ドイツ)を除き、両国ではここ50年間でこの品種の栽培が減少してきています。フランケンでは、優れた分厚い貝殻石灰岩土壌でこの品種が栽培されており、最高のリースリングやその他の白ワイン用ブドウ品種と十分に対抗できます。そこでは、食事との相性が良く、力強い高品質のワインが造られ、大変人気があります。ヨーロッパでは、オーストリア、(かなり評判が高まっている)クロアチア、ルーマニア、スロヴァキア、スイスでも栽培されています。ヨーロッパ以外では、オーストラリアとカリフォルニア州で栽培されています。
テイスト&ノート: 中立的な特徴のため、シルヴァネール白ワインは“フード・フレンドリー”ワインと呼ばれています。シルヴァネールが“Grand Cru(グラン・クリュ)”の格付けを認められたゾッツェンベルク地区以外のアルザス・シルヴァネールは、主にライトな辛口ワインです。フランケン・シルヴァネールは辛口で、風味豊かな力強いワインで、(ドイツの)“Grosses Gewaechs (グローセス・ゲヴェクス)”の地位を認められるワインとなるかもしれません。これらのワインは熟成し、ゆっくり時間をかけて良くなります。このブドウ品種はフランケン以外のドイツワイン生産地域でも栽培されていますが、そこで造られるワインは一般的にフランケンワインよりライトなワインです。多くはかなり辛口ですがフルーティーです。また中辛口スタイルのワインもあります。

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