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ピノ・ノワール
Pinot Noir

ブドウ品種:ピノ・ノワール Pinot Noir

赤ワインのブドウ品種 ピノノワール Pinot Noir
起源:ピノ・ノワールは大変古くからある赤ワイン用のブドウ品種で、野生種Vitis Sylvestris (ヴィティス・シルヴェストリス)と関係があると言われています。また、この品種はバーガンディーワイン用のブドウ・ファミリーの一種で、突然変異しやすいことでも知られています。たくさんの定評のあるブドウ品種が、ピノ・ノワールに由来しており、それらの品種は、赤ワイン用としてPinot Meunier (ピノ・ムニエ)、 Fruehburgunder (フリューブルグンダー)、Sankt Laurent (サンクト・ローレン) 、Pinot Liebault (ピノ・リエボー) 、Samtrot(ザムトロート)、白ワイン用としてはPinot Gris (ピノ・グリ)、 Pinot Blanc(ピノ・ブラン)です。交配種であるChardonnay (シャルドネ)、Aligote(アリゴテ)、 Auxerrois (オーセロワ)、Gamay(ガメイ)、Melon(ムロン)、Pinotage(ピノタージュ)もピノ・ノワールと関連があります。何百ものピノ・ノワールの様々なクローンが世界中に存在し、フランスではそれらの中の50種以上を公式に認めています。そこではカベルネ・ソーヴィニヨン種の方がかなり広範囲に栽培されているにもかかわらず、ピノ・ノワールのクローンの方がずっと多いのです。多数のクローンがあるため、世界中のピノ・ノワールワインの品質、スタイル、風味に豊かなバリエーションがあります。バーガンディー地方は、ピノ・ノワール品種がおよそ2,000年前から栽培されている生産地域です。また、そこではこの品種を何百年間も改良し続け、今では極上品種となりました。この品種からのワインは世界中で好まれ大変人気があります。今日、上質のピノ・ノワールワインはバーガンディー以外の地域でも生産されていますが、最高級のピノ・ノワールワインの大半は依然としてバーガンディ地方で生産されています。
シノニム:ピノ・ノワールは長い歴史があり、世界中に広がっているために、全てを記載できないほど多くのシノニムがあります。次に列記されているのは、よく使われている名前です。
栽培国: 多くの国々の主に冷涼な地域で、ピノ・ノワールは栽培されています。ヨーロッパでは、オーストリア(400 ha)、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、フランス(29,500 ha)、ドイツ(12,000 ha)、イタリア(3,500 ha)、ハンガリー、ギリシャ、ルーマニア、セルビア、スロベニア、スイス(4,500 ha)、ウクライナで、この品種は栽培されています。新世界では、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チリ(1,500 ha)、ニュージーランド(5,000 ha)、南アフリカ(800 ha)、合衆国(14,000 ha)、ウルグアイが栽培国です。 ピノの名前は、ブドウの房の外形が松笠に似ていることに由来しています。この品種は多くの他のブドウ品種、例えばカベルネやシラーほど生育旺盛ではありません。晩霜や強風に弱く、色々なブドウの病気にも感染しやすい品種です。良質のワインを造るために、ピノ・ノワールは最適な土壌条件の下で栽培されなければなりません。この品種は、暑くなく安定した暖かさと夕方から夜間に涼しい気候を求めています。さらに、薄い果皮を傷つけないよう、また果汁を酸化させないように注意深く収穫することが必要です。ピノ・ノワールから造られるワインは、このブドウが育つ土壌の特徴(と使用されるクローンの品質)を明らかに表現します。そして、これが、ピノ・ノワールが生産地によって大変異なるワインになる理由の1つです。以前、ある有名なワイン生産者が“神がカベルネ・ソーヴィニヨンを創り、悪魔がピノ・ノワールを創った”と言っていました。ピノ・ノワールは栽培が難しい品種ですが、世界的に需要が着実に伸びているので、この品種を栽培しようとする醸造家が増えています。 バーガンディー地方は、いまでも伝統的なピノ・ノワールの品質、味、スタイルの基準となっています。しかし、世界中の様々な気候的、地質的栽培条件や継続的な気候変化によって、バーガンディーワインとは異なるピノ・ノワールのスタイルが生まれました。伝統的なバーガンディー地方のピノ・ノワールは、ブラックチェリー、レッドチェリー、ラズベリー、レッドカラント、ブラックカラントの風味があり、エレガントで、ミディアムボディ、(この品種の果皮の薄い色素が原因で)やや薄めの色合いのワインです。いわゆる“農場”とか “スー・ボワ(森の下草)”のようなアロマが伝統的なスタイルには大抵伴います。これとは対照的に”現代的”なピノ・ノワールは、もっと色合いが濃く、力強く、高いアルコール度を含んでいます。ピノ・ノワールはスパークリングワイン用にも栽培されており、シャンパーニュ地方で栽培される主要品種です。最高級のバーガンディーワインは別として、ヴィンテージやもちろんワインの品質によりますが、ピノ・ノワールは5年から15年以内が一番飲み頃です。気候の変化の影響で、高品質のピノ・ノワールを生産できる地域が拡大し、北部地域での栽培が可能になりました。例えば今日、ドイツで生産される高品質のシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)は、バーガンディー地方の高品質のピノ・ノワールワインと肩を並べることができます。



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